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杵藤地区広域市町村圏組合消防本部

消防広報

令和元年8月豪雨 消防力を結集し、災害対応を行いました


 

1 災害の概要
 熊本県の球磨川流域では、線状降水帯が形成され、時間⾬量30㎜を超える激しい雨が、7月4日未明から朝にかけて、8時間にわたって連続して降り続き、球磨川や川辺川の各観測所において、雨量や水位ともに観測開始以来最大値を記録しました。
 7月4日4時50分、熊本県に大雨特別警報が発表され、⼈吉市と球磨村付近では、7月4日8時30分までの1時間で約110㎜の降水量を観測し、記録的短時間大雨情報が発表されました。

 この大雨により、球磨川が氾濫し、土砂災害、低地の浸水等により、人的被害や物的被害が多く発生しました。 また、九州を中心に河川の氾濫・決壊による浸水や土砂災害が発生し、多数の死者・行方不明者、住家の倒壊の被害が出るなど、甚大な被害が発生しました。

 


 

 

2 活動状況
 (1) 消防本部の対応
 令和2年7月4日、熊本県で降り続ける記録的豪雨により、被災地における消防の応援のため、総務省消防庁から緊急消防援助隊の出動要請がありました。杵藤地区消防本部からも緊急消防援助隊佐賀県大隊(以下「佐賀県大隊」という。)として、消火小隊5人、救急小隊3人及び後方支援小隊2人の3小隊の10人を、7月4日から7月7日まで熊本県へ派遣しました。
 なお、7月6日、佐賀県に大雨特別警報が発表されたため、第二次派遣以降の対応が困難となったことから、佐賀県大隊は活動を終了し、引き揚げました。

 

 

 

(2)佐賀県大隊の活動状況
 ア 7月4日
  04:50 【気象庁】熊本県・鹿児島県に大雨特別警報発表
  09:45 【消防庁】佐賀県大隊(出動可能な全隊)の出動準備依頼
  15:40 【消防庁】佐賀県大隊(出動可能な全隊)の出動の求め
  16:20 佐賀県大隊終結 広川下りSA
  23:20 佐賀県大隊活動開始
 イ 7月5日
  10:50 佐賀県大隊活動開始
  16:34 佐賀県大隊全隊の活動終了
  17:35 【消防庁】『出動の求め』から『出動の指示』に変更
 ウ 7月6日
  09:30 佐賀県大隊活動開始
  16:30 【気象庁】福岡県・佐賀県・長崎県に大雨特別警報発表
  17:25 佐賀県大隊全隊の活動終了
  23:25 【熊本県】消防庁長官に対し佐賀県大隊の『引揚げ決定通知』
  23:40 【消防庁】佐賀県に対し佐賀県大隊の『引揚げ決定通知』
 エ 7月7日
  09:00 佐賀県大隊引揚げ開始   15:30 佐賀県大隊引揚げ完了

 

 

(3)消防本部の活動概要
今回の緊急消防援助隊では、熊本県球磨郡多良木町にある多良木町武道館を宿営地とし、熊本県人吉市を中心に活動しました。
佐賀県大隊の中での杵藤地区派遣隊の主な活動内容は、消火小隊は、被災状況の確認、住民の安否確認や行方不明者の捜索で、救急小隊は、被災地で発生した救急事案に出動しました。
また、後方支援小隊は、被災地の情報収集活動、宿営地で活動隊員の後方支援活動を行っています。

 

 

 

(4)おわりに
 今回の豪雨災害では、熊本県を中心として、多くの死傷者や家屋等の倒壊などの甚大な被害があり、被災地では県市町、関係機関の職員を中心に、ボランティアの方々の支援、協力により復興支援等が行われています。
 最後に、亡くなられた方へご冥福をお祈りするとともに、被災された住民の方々がいち早く普段の生活に戻られることを強く願っています。